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トプコンソキアポジショニングジャパンロードショー2017 福岡

2017/03/17

今回は、i-Construction最新ソフトソリューションの説明会に行ってきました。

TOPCONをはじめ、各ソフトメーカーから最新のアイテムが出展されてありました。

TOPCONから今、一押しと感じられたのは、『TSトラッキングUAS』!
現在は、UAV(無人航空機)を用いて空撮測量する場合、精度の確保のため辺長100m以内の密度に標定点を設置する必要がありますが、『TSトラッキングUAS』により、なんと標定点設置不要!
標定点が要らないということは、進捗管理時や出来形時にも再設置が不要となり大幅な生産性の向上につながるということになります。
なお、基準点1点が空撮写真に写りこむと、より一層精度が向上するみたいです。
UAVをこの機械で自動追尾して撮影箇所を把握するみたいです。

福井コンピューターからは、『VR(バーチャルリアリティ)』が参考出展されてありました。
土木業界でこのVRをどう活かすのか?非常に興味が出てきました。
ですので、実際に体験させてもらいました。

ゴーグルを装着し、両手にスティックを持ち、右手のトリガーで進みます。
疑似現場内を進んでいくのですが、正直まぁ、この程度かという印象でした。
が、しかし、目の前に鉄筋構造物があり、再度トリガーを押すと、なんとその中に入れました。
上を見ると上床版鉄筋の下部を見ることができ、下を見ると下床版の上鉄筋を見ることができました。
これは、すごい!!一瞬で印象が変わりました。これなら、構造物の干渉チェックが構造物の芯からの視点で確認することができます。
上を見たイメージ

下を見たイメージ

最後にクレーンに近くまで進んでいきました。そこでトリガーを押すと、クレーンの本体が旋回しだし、自分の体に当たる感じがして、実際には当たるはずがないのですが、思わず身を避け、近くの見物人から失笑が起きました。

こういう技術を、安全訓練に取り入れ、現場の方に体験してもらうと面白いかもしれません。
新しい技術の波に取り残されないよう、常に新しいことに取り組んでいきたいと思いました。

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