新年明けましておめでとうございます。
社長の柳橋 恒久でございます。
昨年中は当社のホームページをご覧頂き誠にありがとうございました。
本年も宜しくお願い致します。
2014年7月からホームページを立ち上げて参りました。その理由は、もっと皆様に建設業のことを御理解して頂き、頑張っている若者が地方にもたくさん居るということを御理解して頂きたく考えた次第です。
最初ホームページを立ち上げる際に社内でも議論はかなり上がりました。
ほとんどを公共工事に頼る当社においてホームページが必要なのだろうか…?
誰が維持管理をすれば良いのだろうか…?
閲覧してくださる人がいるのだろうか…?
等々、総務部は悩みの連続だったと思います。
「コンクリートから人へ」の大合唱と共に〝公共工事は悪〟の風潮が流れて久しく、我々建設業は肩身の狭い思いをして参りました。
当社は建築は施行致しませんが、このホームページをご覧の皆様の中にも持ち家を所有されている方が多数いらっしゃると思います。
ご自分の家をと建てるとき、展示場に行って何処のハウスメーカーに頼もうかとか、近くに素敵な家があれば何処の工務店が建てたのだろうかと聞いたり、完成予想図を見ながら胸躍る日々を過ごされたことと思います。
当然、そのハウスメーカーや工務店の営業マンの名前や、大工さん、左官屋さん、外構を携わって頂いた方、造園屋さんの名前は覚えていらっしゃると思います。
しかし、その家から一歩出て通勤に向かう途中の「道路」や「橋」「トンネル」等、普段意識もせずあたり前のように存在している〝公共土木施設〟は誰が作ったのだろうか?なんて、誰一人意識していないはずです。
これが公共工事の現実だと思います。一切人から感謝されなくても社会インフラの整備を行い、ひとたび災害が起きれば昼夜を問わず復旧に当たる。これが我々公共工事に携わる建設マンの誇りだと思います。
しかし、地元に根付いて〝地域を守り 地域に貢献〟している中小の建設業が疲弊し、消滅していったらこの地域は誰が守るのだろうか?常に危惧してまいりました。
そのような中、企業PRを兼ねてある大学の教授にお目にかかった所、〝社長、今の若者はスマホの世代ですよ、もっとPRの意味を含めてホームページを作成されては如何ですか〟と言われたのが立ち上げのきっかけでした。
レイアウトや事業内容の写真はWEBクリエーターやプロのカメラマンにお願いしましたが、スタッフブログは当番制で社員が各々の思いや、その時の写真を掲載し綴っております。私も次は誰のブログかは知りませんので、いつも楽しみに閲覧しております。
当社の社員はプライドを持って何事にも真剣に取り組み、No.1より only one を目指し、昨年のワールドカップラグビー、日本対南アフリカ戦のノーサイド10分前の、あの諦めない気持ちで仕事に取り組んでいると思います。また余暇も思う存分満喫し、ゴルフ、フィッシング、バレー、ボーリング、職域野球、ツーリング、真夏の炎天下で繰り広げられる〝油津みなと祭り 弁甲競漕〟ではMy弁甲を3艇も仕立てて練習に励み、終わったら社員とその家族子供達と花火を見ながら焼肉&ビール&焼酎で楽しい一時を過ごしています。
これが創業65年間に培われた「Tomioka Spirit」及び「Tomioka Ism」だと思います。
少々、念頭から話が重たくなったとは思いますが、このホームページをご覧頂いている皆様への感謝と、建設業に対する思いと社員への感謝で締めくくりたいと思います。
今年一年が皆様にとって素晴らしい年になりますように