油津基礎工事の完成検査も終わり、ホッカリしている河野です。
今回の工事、水中作業ばかりで何をしているかわかるかな?
写真によるフローを書き込みます。
まず最初に、
潜水士による玉掛
玉掛け用ワイヤー 鋼芯 42.5mm
310t吊起重機船による撤去
起重機船に積込後、西町ブロックヤードへ海上運搬仮置
地盤改良(サンドコンパクション)後、盛り上がり土砂を
グラブ浚渫船(400t吊)にて-18.5mまで床掘りを行います。
土砂を土運船に積込後、外浦に海上運搬陸揚げを行います。
使用バケット
容量 8.0㎥ 高さ 7.6m 幅 2.2m 重量 34.0t
バケットの前に立っているのは、工事部の谷口次長です。
洗掘防止の為、床掘り完了した全面積に帆布を敷設します。
帆布を敷設金具へ巻付けします。
敷設金具を水中に降ろし、潜水士にて敷設します。
帆布敷設完了後、日向から捨石を油津まで海上運搬し、ガット船(1,100㎥積み)にて
潜水士の指示のもと、約6時間かけて捨石投入を行います。
捨石の厚みは、-18.5~-15.0m迄だから3.5m
基礎捨石投入後、水中水準器を使用し丁張りを設置します。
丁張り設置完了後、起重機船(170t吊)にて叩き均しを行います。
叩き均しに使用する重錘ブロック 50.0t
潜水士による確認を行いながら均しを行います。
重錘による均し完了後、潜水士により捨石均し作業を行います。
以上が油津基礎工事でした。
工事部課長 河野